披露宴のBGMって何曲必要?

披露宴のイメージを作る

BGMを決めるとき、一番困ってしまうのが、どんな曲を選べばいいのかです。
基本は、好きな曲を選ぶことです。
しかしその前に、披露宴全体のイメージを作りましょう。  

・親族が多いので、和やかにしたい。  
・友人が多いので、ワイワイ楽しみたい。  
・会社の上司が多いので、締めるところはキチンと締める。

などなど。
イメージを作ったら、選曲ですが、実際には何曲のBGMが必要なのでしょう。

一般的な披露宴の流れ

一般的な披露宴の流れは次の通り。

迎 賓BGM
オープニングムービー
新郎新婦入場♪1曲
プロフィール紹介♪1曲
主賓の方のご挨拶
乾 杯♪1曲
歓 談BGM 約70分ほど
ケーキカット
 ┗ ファーストバイト
♪1曲
新婦お色直し中座♪1曲
新郎お色直し中座♪1曲
プロフィールムービー
お色直し入場♪1曲
テーブル廻り♪10~20分ほど(4~5曲)
スピーチ・余興
新婦から親御さまへ手紙朗読♪1曲
親御さまへ花束・記念品贈呈♪1曲
両家謝辞
新郎から謝辞
新郎新婦退場♪1曲
エンドロール
送 賓BGM 10~15分ほど(3~4曲)
合 計15~18曲ほど+歓談中のBGM

約15~18曲+歓談中のBGMが必要となります。
またこの流れに、お子様からの花束贈呈というセレモニーが加わると、さらに1曲増えます。進行に変化があっても、最低約10数曲は必要になるでしょう。またホテルや結婚式場で行う披露宴も、順番が変わるだけで、ほぼこのような感じと考えていいです。

これだけ見ると、凄~く大変と思うかもしれませんが、全てを決める必要はありません。
使いたい曲をピックアップし、あとは会場におまかせしてもOKです。

選曲の基準もさまざま

次に選曲の基準ですが、先にも書いたようにまず、好きな曲を選びましょう。

・好きなアーティストだから
・好きな映画の主題歌だから
・ドライブでよく聴いていたから

理由は何でもかまいません。とにかく好きな曲であることが大切です。
基本的には使ってはいけない曲はありません。

ある牧師先生にいわせると、「音楽は聞く人の数だけ解釈があります。表面的な歌詞は、ネガティブな表現でも、それがお二人にとって、ポジティブな意味合いを持てばいいのです」ということです。
付け加えるなら、音楽とは「音を楽しむ」と書くのですから、聴く人が好きなように解釈すればいいのです。 但し、だからといって、日本の歌で、マイナー調な曲はあまりおすすめしません。全体的にはとてもきれいなラブソングでも、ある1小節だけ聞こえてくると、そう聞こえない場合があるからです。
そういう意味から、日本のマイナー調な曲はあまりおすすめしていません。

さて、好きな曲がない、ふだん音楽を聞かないとういうカップルはどうしたらいいでしょうか。その場合は、披露宴のイメージをスタッフに伝えてください。

・明るい感じ
・ポップな感じ
・和める感じ

などなど。
あとは、女性ボーカル中心で、など何でもいいからキーワードを見つけてください。
キーワードから連想して、選曲することもありますので。

選んだ曲はどうする?

選び出した曲は、どのシーンで使いますか?
披露宴の流れとイメージを膨らまして、決めていきます。

じっくり聴き直して、シーンを想像しながら決めてもいいし、直感で当てはめるのもOK。もし、決められなければ会場スタッフやオペレートする人に「これだけ選んだので、自由に組んでください」とまかせてもいいでしょう。

このようにして選曲をしていくのですが、実際、選び出すと切りがありません。
過去、わたくしが打ち合わせをしたお客様には、CDを聴きながら2時間近く、情報交換したこともあります。
実際聴きながら打ち合わせをすると、楽しくなって、いろんな事を思いつくものなのです。なので、式が決まったら、それとなく披露宴のイメージや曲をどうするか、普段から気に留めておくことをおすすめします。そうすれば、ギリギリになって慌てることはありませんので。

-Massage